以前の記事で
キャンプしてみたいけど、右も左も分からず1歩を踏み出せない
何を用意してどんな流れで過ごすのか全くわからない
家族またはカップルでの初キャンプで男としてアタフタしたくない
そんな人の背中を押せればと初キャンプのアレコレを書きました。
立ち回りがわからないと、なかなか初めての場所に飛び込むのは難しいもんです。
でも、初キャンプ第一歩へのハードルを上げる要因は他にもあります。
それは、キャンプ場でのマナーやルールです。
最低限のルールやマナーをしらないで、飛び込んでしまうと、知らず知らずのうちに他の方への迷惑やトラブルに繋がる恐れもあります。
今回はそんな不安を抱えている方たち必見のキャンプマナーやルールを紹介します。
ゴミの処理
基本的には自分で出したゴミは自分で持ち帰ります。キャンプ場によっては、ゴミ捨て場がありますが、分別などはそのキャンプ場のルールにしっかり沿って捨てるようにします。 中には壊れた椅子やテーブルをそのまま捨てていく人もいますが、不法投棄は違法です。 あと、ぼくが設営している時に前の利用者(?)が薪を束ねる針金をそのまま放置していて気が付かず足首に絡まって怪我した事もあります。自分だから良かったものの、子供だったらと思うとゾッとしました。 ゴミはしっかり処理しましょう。
共有スペースの使い方
炊事場やトイレなど、共有スペースを綺麗に使うのは勿論、占領するのもNGです。 特に炊事場で大人数や長時間の談笑や野菜・飲み物などを水垂れ流しで冷やすのは他の方が使いたいときに使えなくなります。
爆音の音楽・大声
音楽好きな人はスピーカーでお気に入りの音楽を聴きながら過ごしたいと思います。でも、ボリュームには十分注意が必要です。 爆音で音楽を流し、歌い、大声で騒ぐグループなどがたまにいます。
世の中にはそういう方たちが集まるキャンプイベントや野外イベントもありますが、通常のキャンプ場では完全にNG行為です。
就寝時間以降の談笑や物音
多くのキャンプ場では大体21時~22時くらいを就寝時間として設定しています。
就寝時間以降のキャンプ場は想像以上に静かで、ほんの少しの物音や話し声も遠くまで聞こえます。
就寝時間前までの感じのまま話していると、いつの間にか周りの迷惑になっている恐れもあります。
特に、車のドアの開け閉めやエンジン音は要注意です。
区画からはみ出て設営
慣れていない時の設営で気を付けなければいけないのが、スペースの使い方です。
いつの間にかお隣さんの区画に入ってることもあり、はみ出たロープや杭でお隣さんが怪我してしまったりしたら大きな問題になり兼ねないです。
設営した後に修正するのはとても手間とやる気がそがれるので、事前に使用スペースをプランして設営します。
他の利用者のスペースを横切る
区画の線が見えづらかったり、またはハッキリした区切りが無いキャンプ場もあり、慣れないうちはいつのまにか別宅に侵入しているときがあります。
でも、テントやタープまたは荷物の雰囲気をみるように心がければどこを通ればいいかわかりますので、他の方のスペースやサイトを横切らない様に注意しましょう。
子供から目を離す
ファミリーキャンプにきている方でたまに見かけるのが、子供を完全に放置しているパターンです。
まず危ないというのはやめてほしい第一の理由です。
そして子供は無邪気です。「おにくちょーだい」 「これなーにー?」など他の利用者に悪気なく手あたり次第聞いて回る子供もいます。
設営やご飯の準備で大変かもしれませんが、他のサイトで怪我したり、モノを壊したりしたらもっと大変です。
普段は大丈夫でもキャンプという日常から離れた場でテンションがあがり普段とは違う行動をしてしまうかもしれないので、子供の行動はしっかりと見るようにしましょう。
焚き火・炭の処理
各キャンプ場で焚き火や炭の処理などのルールが違いますので、初めて行くところでは必ず確認するようにします。
キャンプの醍醐味の一つの焚き火を楽しむはずが、ボヤや火事になることもありますので、しっかりとルールに従って処理しましょう。
自然を守る
木の枝を切ったり折ったりしてはダメです。マナーの域を超えて法に触れる行為です。
また、川での食器やグリル洗い、炭の放置も絶対NGです。
しっかりと自然を感じて、英気を養い、帰る時は来た時よりも綺麗にできれば◎
次の利用者にも同じ気分を味わってもらえるよう、良いキャンプの輪を作っていきたいです。
直火
直火に関してはOKなところNGなところがありますので、キャンプ場のルールをしっかりと確認しましょう。 ちなみに、ぼくはOKなキャンプ場でも直火はしません。
立ちション
男性は特に、ついつい解放感溢れてトイレじゃないところでも溢れてしまいがちですが、トイレでしましょう。
キャンプ場では挨拶
最後に、挨拶は全ての基本といっても過言ではないです。
こんにちは!の一言で自分にも相手にもプラスの気が生まれます。
マナー警察(川西富士的余談)
余談ですが、悲しい事にマナーの悪い方や大騒ぎする方というのは一定の確率で存在します。
ただ、そんな方に出会した時に、ぼくが一番のNGだと思っているのが、直接注意です。
普通に考えたらやらない事、
キャンプ場の受付での案内や利用説明に書いてある違反行為を平気でする人(たち)は、
分かっててやってる確信犯のことが多いです。そんな人種の方に直接注意しても響かない事が大半ですし、最悪の場合は逆上してきて、大きなトラブルや暴力に発展する可能性もあります。
THE漢としてズバっと言いたい気持ちもありますが、そこは堪えて、自分や一緒にいる方、周りの善良な方たちの安全の為にも、直接の注意は避けて、管理人さんに言うのが最善の策とぼくは思っています。
中には管理人さんが夜間いないキャンプ場もあり、
時と場合と状況と程度によりますが、大体は運が悪かったなぁ〜と思うだけにしてます。
おわりに
自然の中、広大な土地、日常から離れた場所、そこではなんでも受け入れてくれるような雰囲気があるような『気』がしますが、
それは気のせいです。笑
人と自然、そして他のキャンパーさんと心地よいキャンプを行うために、ここだけはしっかり抑えておきたいというマナーを知っていれば、自分も周りも楽しく快適なキャンプが楽しめます。
少しの思いやりと気遣いで出来ることばかりですので、あとは伸び伸びと自然の中でキャンプを満喫できればと思っています。
👇下のリンクは一般社団法人日本オートキャンプ協会(Japan AutoCampingFederation:通称JAC)のキャンパーマナー調査です。興味がある方是非は見てみて下さい。色んな人がいるな~ 自分も気をつけようと思えました。
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