「柔術って痛そうだし、なんでやるの?」
たまに聞かれる。
たしかに、僕も始める前はそう思ってた。ぶっちゃけ“地味だし、苦しそう”って印象だった。
でも、気づけば週に2回も道場に通って、汗だくになって、肩の痛みに悶えながら「次はいつ行こうかな…」って考えてる。
おいおい、どうなってんだ俺。笑
そう思った中年男が、柔術の“何が楽しいのか”を語ります。
1. 技が決まる瞬間が「快感」
柔術の技って、将棋みたいに“積み重ね”で決まるんですよ。
ポジションを取って、崩して、狙って…最後に「極まる」瞬間があるんです。
これが中毒になる。僕の場合は、最初に腕十字が決まった時の感覚が忘れられない。
「うぉぉぉぉぉ!!今のオレ、強そう!!」
──いや、実際は相手が優しく極めさせてくれたんだけどね(笑)
2. 頭と体、両方フル回転
柔術って、めちゃくちゃ考えるんです。
相手の動きに合わせて、どう逃げるか?どう攻めるか?常に選択肢がある。
体を動かしながら、頭もフル回転。
気づけば仕事のストレスも、飲み会の愚痴も、どうでもよくなってる。
“今ここ”に集中できるって、こんなにスッキリするんだなって練習後いつも思います。

3. どこか不完全だから面白い
柔術に「完成」はない。上手い人でもミスるし、強い人でも負ける。
毎回がトライ&エラーの連続。
だからこそ、できなかったことができるようになった瞬間が、めちゃくちゃうれしい。
僕なんて、最初は後転すらできなかったけど、今では“引き込み”から三角絞め狙って、うまく極まらなかったら腕十字とかに切り替え…などなど(もちろん返されるけど…)
4. 中年でも、成長できる実感
学生でもなく、若者でもない。
でも柔術を始めてから「まだ成長できるんだ」って思えるようになりました。
筋力も、柔軟性も、気持ちも。毎週ちょっとずつレベルアップしてる感覚がある。
これ、アラフォーにとってはデカい。
「まだ終わってないぞ、自分」って思えるだけで、人生ちょっと前向きになります。

5. 道場が“もう一つの居場所”になる
柔術仲間たちと同じ技で悩んだり、やられた話で笑い合ったり。
年齢も職業もバラバラなのに、なぜか通じ合う。
「おっす!今日もよろしくです!」
みたいな感じで、会社以外のつながりを作ってくれる。
中年のおっさんにとっては、これだけでもう価値アリです。
まとめ:
柔術が楽しい理由を一言で言えば──
「やればやるほど、自分が面白くなる」から。
最初はできないことだらけだったけど、続けるうちに、できることが増えていく。
しかも、それを認め合えて切磋琢磨できる仲間がいます。
強くなりたいとか、痩せたいとか、ストレス発散したいとか。
動機は何でもいい。とにかく一歩踏み出してみたら、
柔術の“沼”にハマるおっさんが、ここに一人。
もし、あなたも一歩踏み出すか悩んでいたら、まずは体験へGOです。

関連記事:
柔術初心者の僕がベテラン柔道家に抑え込まれて学んだこと
10kg上の相手にマウント取られて、マジで心折れそうになった件です(笑)
コメント