どうも、川西富士です。
柔術を始めて数ヶ月。ふと自分の引き出しを振り返ってみて、こう思いました。
「俺、技、2つしかなくね?」
そう。
・腕十字
・三角絞め
この2本立ての”一般的なラインナップ”で、しばらく柔術ライフを過ごしていた僕。
しかも、どっちも 「下から極める」系。つまり、下になれなかったら何もできない白帯の出来上がり。
これはさすがにマズいと思い立ち、意識して技を増やすことにしました。
今回は、僕が実際に「使えるようになりたい」と感じた技や、覚える過程でつまずいたことなどをまとめてみます!

「覚えた気」になってた初期の僕
まず最初にぶつかった壁、それは…
動画で見て満足しがち問題。
YouTubeの神動画たちを見て、「おお、わかりやすい!」と脳内インストール完了。でもいざスパーで試すと、出るのはいつもの腕十字一択…。
「覚えた=使える」ではないという現実に、鼻っ柱をへし折られました。
僕が実際に覚えた「使える技」5選
では、本題です。
以下は、道場の反復練習とスパーでの失敗を経て、僕が“とりあえず出せるようになるであろう”技たちです。
① クローズドガードからのヒップバンプスイープ
「下になってる時間が長いなら、いっそ返してしまえ!」。
腰をズバッとぶつけてひっくり返すあの動作、意外とタイミング命。
でも、これが決まると、まじで気持ちいい。コツは“顔ごと突っ込む”こと!
② スパイダーガードからのトライアングルチョーク
「三角絞めしかできない」⇒「じゃあ入り方を増やせばいいじゃん」という発想で、スパイダーからの流れを習得することに。
足を掛けた瞬間、相手の動きが止まるのが快感。
③ マウントポジションからのアメリカーナ(肩固め)
下からの技ばかりじゃなく、上になったとき用のフィニッシュが欲しくて導入。
手首を丁寧に「コの字」に回すのがポイントらしい。
※ちなみにまだ一度も極まったことはないです。でも形にはなるように!
④ スクープスイープ(足をすくって返すやつ)
脚の力でぐいっと返すシンプル技。でも、相手の体重移動を見極めるのが難しい。
返せたときの「おおっ!」って声、だいたい相手から出ます(笑)
⑤ 引き込み→ラッソーガードの形だけ
完全に“発展途上”ですが、最近ようやく「ラッソーってこう持つんだ…!」
と感覚がわかってきてます。
技というより“形作り”レベル。でも自分の成長を感じる瞬間です。
技を増やして「良いこと/しんどいこと」
■ 良いこと
- 自分のパターンが読まれにくくなる
- 「返せる」→「乗れる」→「極めにいける」流れが増える
- 成功体験が増えて、柔術がもっと楽しくなる!
■ しんどいこと
- 覚えたてはスパーで使うのが怖い(固まる)
- 頭の中が「どれ使うんだっけ?」でいっぱいになる
- ときどき全部忘れて腕十字に戻る(初心者あるある)
まとめ:技は“増やす”より“使える数”が大事
最終的に僕が感じたのは…
「技をいっぱい知ってる」より「技を使いこなせる」方が強い。
だから、今後も“自分がよくなる形”をしつこく反復して、引き出しの数を実戦で少しずつ広げていきます!
ちなみに、次に狙っているのは「ベリンボロ」ではなく、「パスガード強化」です。まずは基本をコツコツ。
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