どうも、川西富士です!
今回は、柔術初心者にとって“謎ワードだらけ”な柔術の世界をちょっとでも分かりやすくするために、「柔術用語集」を作ってみましたのでお届けします。
僕自身、最初のころ(そして今も)から先生の説明がほとんど呪文に聞こえてました。
「エビ?ベリンボロ?食べ物の話しですか?」みたいなレベル。
でも、用語を知ることで練習の理解度がグッと上がり、上達スピードも変わってきます。
というわけで今回は、実際に柔術でよく出てくるワードを中心にまとめました!
🥋基本ポジション編
用語 | 意味 |
---|---|
ガード(Guard) | 下から相手をコントロールする状態。攻めの起点になる |
クローズドガード | 両脚を閉じて相手の腰を挟んだガード。防御力高め |
ハーフガード | 相手の片足だけを自分の脚で挟んでいる状態。主導権争いがアツい |
マウント | 自分が上で、相手のお腹の上にまたがっている状態。圧倒的に有利 |
サイドコントロール | 相手の横に回って押さえ込むポジション。重みと圧がポイント |
バック | 相手の背中を取った状態。チョークなどで極めやすい |
タートル | 亀のように丸くなって守るポジション。すぐに戻らないと危険 |
ニースライス | パスガードの一種。膝を差し込んで突破を狙う |
💪基本ムーブ編
用語 | 意味 |
---|---|
エビ(ヒップエスケープ) | お尻を使って後退し、スペースを作る動き。柔術の基本中の基本 |
ブリッジ | 仰向けから腰を浮かせて相手をずらす動き。エスケープの基本技 |
グランビー | 身体をひねって回転する動き。難しいけどカッコいい |
シュリンプ | エビと同義。英語表現 |
インバーテッド | 仰向けで逆さまになって相手の足元に入り込む動き。柔らかい人向け |
リカバリー | 不利な体勢から元の体勢に戻す動きの総称 |
🔥サブミッション(関節技・絞め技)
用語 | 意味 |
---|---|
アームバー(腕十字) | 相手の肘を極める王道の関節技 |
トライアングルチョーク(三角絞め) | 三角形に脚を組んで首と腕を絞める技 |
オモプラッタ | 肩を極める関節技。派手で決まると気持ちいい |
ギロチンチョーク | 首に腕を巻き付けて締め上げる技。立ち技からも入れる |
リアネイキッドチョーク | バックから相手の首を絞める技。「裸締め」とも |
アメリカーナ(V1アームロック) | 腕を肩の方向にひねる関節技。白帯でも狙いやすい |
キムラ | アメリカーナの逆方向。自分の腕と相手の腕をロックするように極める |
💫スイープ・パス・ガード種類
用語 | 意味 |
---|---|
スイープ | 下から相手をひっくり返して上を取る動き |
スパイダーガード | 足で相手の袖を引っ張りつつコントロールするガード |
デラヒーバ | 相手の脚に自分の足をフックして崩すガード |
ベリンボロ | 回転して相手のバックを取る高度テクニック |
バタフライガード | 両足を相手の太ももに引っかけて操作するガード |
トレアドールパス | 上から脚を払いのけるようにしてパスする技 |
ニースライスパス | 膝を割ってガードを崩すパス。上達すると超強い |
🧠ルール・試合用語
用語 | 意味 |
---|---|
ポイント | 各ポジションや動きに応じて加点される。マウント4点、パス3点など |
アドバンテージ | 極まりかけた技に与えられる評価。ポイントにはならないが判定材料 |
レフェリーディシジョン | ポイント同点時、審判の判断で勝敗が決まる |
IBJJF | 国際ブラジリアン柔術連盟。世界大会も主催する最大団体 |
【よくあるQ&A】
Q:技名はなぜ英語やポルトガル語が多いの?
A:柔術のルーツがブラジルにあり、国際競技として発展しているからです。英語圏でも通じるように英語表記も多いです。
Q:帯色で強さって決まるの?
A:ざっくり言えば、白→青→紫→茶→黒と強くなっていきますが、帯色だけじゃ測れないのが柔術の奥深さです!
Q:禁止技はあるの?
A:あります!帯や年齢によってヒールフックやスラムなど禁止されている技があります。試合前に必ず確認
まとめ|まずは少しずつ、言葉を覚えていく
柔術は技の数も多く、専門用語も多い。でも、一つずつ意味が分かってくると「なるほど!」の連続です。
僕も最初は“意味不明の雨あられ”状態でしたが、今では「ベリンボロで崩してバック取って…」みたいな妄想をするレベルに成長しました(笑)
用語を覚えることで、練習も試合も、そしてYouTube観戦も、もっと楽しくなります!
関連記事
「ベリンボロって何?──初心者向けに超丁寧に解説」も是非みてみてください。
コメント